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レオエイで壁ドンしたらどんなシチュになるかな?と思って考えてみた!!
↓興味ない方はするっとスル~で★
「どういうことなんだ?」
いつになく厳しい声音にエイダは眉を上げた。同時に口角も上がる。
「まぁ複雑な事情があるのよ」
いつものようにはぐらかしながら手を上げて彼から離れる。「See you around.」と言いかけた言葉は腕を掴まれて最後まで言えなかった。
「その事情とやらを話してくれ」
真摯な眼差しを向けるレオンを見上げながら、掴まれた腕をそっと押さえた。
「放して?」
いつもこちらの事情ははぐらかしていたが、レオンがしつこく聞いてきたことはない。彼が何を思って詮索しないのかはわからないが、今回ばかりはそうはいかないということか。
内心身構えたエイダの予想に反して、レオンはあっさり腕を解放した。ホッとしながらエイダは彼の前を通り過ぎようとして――
「どういうつもりかしら?」
目の前に突き出された腕を見て、エイダは横目で彼を見た。見上げるほどの身長差はない。だが華奢な自分に比べると随分と逞しい彼が壁と自分の間に閉じ込めるように手を突かれると圧迫感がある。
「話すまでは行かせない」
静かに放たれた言葉は宣戦布告なのか。それとも今陥っているエイダの状況を察した上での優しさなのか。
「心配してくれてるの?」
いつになく近い距離でレオンの顔を見ながら、敢えていつもの口調で聞いてみる。即ち、からかうような軽い口調だ。いつもなら彼からも軽口が返ってくる――
――「ああ、心配だな」
いつにないその真っ直ぐで真摯な口調でエイダは彼が知っていることを悟った。
詳しいことは知らないだろうが、エイダが危機的状況だということはわかっているんだろう。だから事情を聞いて――きっと助けようとしている。
でも――、
**
レオンはすぐ目の前の滑らかな黒髪に手を添えようとして思い止まった。
きっとさっきのように「放して?」と疑問形で言われるだけだ。そして放さなければきっと手首を取って腕をねじ上げられるだろう。
壁についた肘を曲げてエイダに近づくが、決して触れない。いつにない距離感は彼女から漂うほのかな香りで否が応にも感じさせる。
触れれば猫のように身を翻して逃げるだろう。それがわかっているから今まで決して触らなかったし、彼女の事情を詮索したこともない。詮索しても無駄だろうし、何より信じているから。だが――
彼女の事情は詮索するつもりはないが、彼女の状況はそうはいかない。
彼女が危険な状況ならばそれを見て見ぬフリなどできない。
「心配してくれてるの?」
いつものような軽い口調で聞いてくる彼女に、レオンはいつものような軽口を叩かなかった。
「ああ、心配だな」
真剣な口調でエイダの表情が変わったが、レオンはそのまま顔を近づけた。壁を背にしているエイダに逃げ場はないが、抵抗する手段があることくらいは先刻承知だ。
彼女の耳元に顔を寄せ、同時に左手で彼女の右手を押さえる。冷たく鋭い感触はナイフか。
「俺に頼るのは嫌か」
「詮索する男はご免だわ」
あくまで軽口しか叩かない彼女の左手に意識を払った時にはもう遅かった。
白くまばゆい閃光に目が眩む。思わず手で顔を覆うと首筋に華奢な指先の感触がして、耳元で息がかかるくらいの距離で囁く声が聞こえた。
――「See you around, Leon.」
レオンがエイダに強引にくるのって、エイダが危機に陥ってる時かなぁ…それ以外は押しが弱いレオン。でも逃げられるwwww
レオエイの身長差ってどんくらい?私のイメージではエイダさん170くらいある感じで、レオンと10センチくらいしか違わなさそう。しかもヒール履いたら目線一緒なんじゃ?って感じだから、ジェイシェリほどかぶさる感じはしないんだよな。でもエイダさんは華奢だから、閉じ込める感じにはなりそう。
物理的に距離が近づいてもエイダさんは慌てもしないし、きゅんきゅん(死語)もしないだろうなぁ…
エイダさんってパーソナルスペースに入られると戦闘態勢に入りそう。だからレオンでさえ近づいたら反射で首筋にナイフとか腹に銃口とか当てそう…
でもってレオンはそれも読んでると思うなきっと!!
久々のレオエイ、お粗末様でしたぁ!
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