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再会前夜【ジェイシェリ】

6月がもう終わってしまう!!!

ジェイシェリ再会記念の日ですよ!

もうみんな忘れてるかもしれないけど、ルンルンに言われるまで私も忘れてたけど!
で、書こうと思ったわけね。ジェイシェリをさ…
でもね…書けなかったんだ…時間はあったの…でもネタが本当になかったの(´゚д゚`)

ぴくしぶのフィードに書いた腕枕の話を膨らまそうか、

再会記念だから再会するネタでいこうか、

いろいろいろいろ考えては泡のように消え――今に至る(20:30)
@3時間半しかないじゃない_(_^_)_

アンソロで書いたヤツとか再会する話だからいいんじゃないかな~と思うけど、まだ1年経たないから公開できないしね~アレ1年経ったら続き書き足してどっか載せたいと思ってマス。

再会する前の夜のオハナシ↓



――再会したら、

そう考えてシェリーは首を振った。
唯一、Cウィルスの抗体を持つ彼との接触はもう既に他のエージェントが担当になっている。確かにエージェントとしての力量がまだ未熟な自分が担当していい事案でないことはわかる。
でも、と反駁するシェリーに上司が投げた言葉に首を傾げた。
「なぜそんなにこだわる?」
イドニアのバイオテロで共に行動し、中国施設を二人で脱出した。彼に関わる事案はシェリーにとって他人事ではない。それがおかしいのだろうか。
「もっと他の理由があるんじゃないのか?」
言わんとする意味は言葉よりも目を見て悟った。
どういう意味ですか、と出た声は少し震えていた。
ジェイクとはそんな関係ではない。考えたこともなかった。自分はエージェントで、彼は保護対象者だ。それ以上でも以下でもない。
そんなことを勘ぐられたこと自体、自分の力量を疑われているようでシェリーの顔から血の気が引いた。
「ジェイク・ミューラーの件は他の者に任せる、いいな」
そう上司に一方的に話を切り上げられたのは1週間ほど前のこと。


「ジェイクが捕まらない?」
再び呼び出されて上司の部屋に来たシェリーは保護命令が出たジェイクへの接触が全くできていないことを知らされた。
「え、でも…」
たまにジェイクからメールが来る。元気か、とたった3文字だったりするが、それに返信しても返事はないけれど、それでもまた数ヶ月後、思い出したようにメッセージが来る。
言い淀んだシェリーを睨むように上司が見上げて、溜息を吐いた。
「電話をかけてみろ」
「今ですか」
頷く上司を尻目にシェリーはジェイクへ電話をかけた。中国施設を脱出して以来、メール以外でジェイクと接触していない。
呼び出し音が数回続いて、繋がる音がした。
「ジェイク?」
「なんだ?」
まるで昨日会ったのに、という軽さで返されて、シェリーは詰まった。もう既に半年以上声さえ聞いていなかったのに、そんな時間は存在しなかったのかと錯覚するほど。
「またCウィルス関係であなたの抗体が必要だからこちらのエージェントが必死にあなたを探しているらしいんだけど」
心持ち上司に背を向けながら話す。
「ああ、なんかうるせぇのが色々来てたな」
「どこにいるの?迎えに行くわ」
言ってから気づいて言い直す。「迎えをやるわ」
「あー、ちょっと代われ」
「え?」
「だからそこにいるお前の上司に代われって」
シェリーはわけがわからないまま電話を上司に差し出した。意図を悟った上司が電話に出る。低い声で背中を向けてやり取りをした後、シェリーの方へ椅子を回転させて向き直った。
「――彼を迎えに行きなさい」
電話を差し出しながらそう言う上司は苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「どこに――」
「もう一度電話して聞けばいいだろう。何しろ――」
差し出したシェリーの携帯電話を軽く振りながら上司は言った。

――「これが彼に繋がる唯一の電話なんだからな」




少し前に思いついたネタだね、コレ。
他のエージェントがジェイクに接触しようとしてもことごとく撒かれるし、電話は繋がんないし、唯一まともにコンタクト取れるのは実はシェリーだけっていうwwww
でもシェリーは仕事としか認識してない(爆)

シェリーはシモンズの下だったし、やっぱり査問とかあったんかな~
組織の中で色々風当たりとかきつくなったりしてもおかしくないよな。ジェイクは貴重な人材だから、担当から外されるのはあり得る話しだし。もともとルーキーに任せる事案じゃないだろ(´゚д゚`)

小ネタ過ぎてもうひっそり投下するよ…お粗末さまでした_(_^_)_

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