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ジェイシェリの甘々ぷらす

続きをPIXIVに上げました。
R-18なのでご注意ください。ガチでエロいです。スイマセン。




ノレンさんご所望の『感謝祭協奏曲』のジェイシェリの加筆分。
クレアん家から帰る途中ですね!

この「夜」の話はジェイクがドSになる予感…完全R-18なので、書くならぴくしぶに上げることになるでしょうね…(汗)

↓興味ない方はするっとスル~で★

***

クレアの家を出てから、アパートの前でピアーズたちと左右に別れた。
歩き出してすぐにジェイクに手を握られて、シェリーはチラリと振り返った。
月明りの下でピアーズとクリスが並んで歩いているのが見えて、その手がしっかり繋がれている。シェリーは口元に笑みを浮かべてジェイクの手をギュッと握り返した。
「どうした?」
「ううん、別に。あ、今日は来てくれてありがとう」
別に、とそっぽを向いたジェイクはバツが悪そうだった。
「それは…アイツに感謝しないとな」
言われて思い当たる。
「ピアーズ?」
そっぽを向いたままこちらを向かないジェイクをシェリーは前に回り込んだ。
「ピアーズに何て言われて来たの?」
繋いだ手を軸にして向かい合う形になったジェイクは更に顔を背けた。
「つーかお前は溜め込み過ぎなんだよ。言えよ、その場で」
言えるわけないよ、という言葉をまた飲み込むのはダメなのかしら、とシェリーは考えた。
「挙句にアイツに相談とかマジやめろって」
「どうして?」
「俺に言えばいいだろ!」
「あの時は言えなかったの。ピアーズはすごく励ましてくれたわ」
シェリーが見上げると、ジェイクの複雑そうな顔をしてシェリーを見下ろした。
「お前が他の男に励まされるとかあんまいい気しねェぞ」
例え相手がアイツでもな、と付け加えて、また顔を背ける。
自分でも大人げないのは自覚しているんだろう、でも言わずにいれないという感情がダダ漏れでシェリーは笑った。
「じゃあこれからはジェイクに言うね?」
「そうしろ」
目を合わさないままシェリーのおでこを小突いて、道を開けさせて前へ進むジェイクに手を引っ張られてシェリーも前へ進む。
さみィな、と口の中で呟いたと思ったら、ジェイクがシェリーの繋いだ手ごとポケットに入れた。
まだ11月とはいえ、夜は冷える。でもこんな風に恋人らしい手の繋ぎ方は滅多にしてくれない。普通の恋人らしいデートも――
「明日どこか行く?」
シェリーが隣を見上げてそう言うと、ジェイクは怪訝そうな顔をした。
「どこに?」
「どこでもいい。お買い物して、お昼食べて、街をぶらぶら歩くの」
「ハァ?何だそれ?」
盛大に顰められた顔を見ながら、シェリーは今までなら飲み込んでいたであろう一言を押し出した。
「普通のデートがしたいの」
「何か意味あんのか、それ」
めんどくさいな、と顔に書いてあるが、シェリーは怯むことなく言い募る。
「恋人同士なんだから意味はあるでしょ!ダメなの!?」
ポケットの中で繋いだ手を放して、シェリーは引っ込めようとした。すかさずジェイクが握り込んで放さない。
「…わーったよ!行きゃいいんだろ、行きゃ!その代り…」
「その代りはなし!」
この後の展開を読めるほどはもう一緒にいるから、先制でシェリーはジェイクの言葉を遮る。
「恋人なんだからデートするのは普通なの!その代りはいらないの!」
「ふぅん、恋人、ね」
ジェイクが意味深に呟いたのを聞いて、シェリーは隣を見上げた。口の端を吊り上げて笑うジェイクと目が合って、嫌な予感がした。
ジェイクがシェリーの腰を引き寄せ、お尻に腕を回して抱き上げた。突然高くなった目線に驚いて、シェリーはジェイクの肩に手を置いてバランスを取る。
「ちょっ…!何するのっ」
「恋人なら夜も恋人らしくしようぜ」
意味がわからないほどもう子供じゃない。瞬時に昇った頬の熱を見て、ジェイクは笑った。
「意味はさすがにわかるようになったけど、反応は付き合い始めの頃と変わらないな」
言われて更に頬が紅潮したのが自分でもわかった。何よ、馬鹿にして、と拳でジェイクの肩を叩いた。本気で叩いたってジェイクはビクともしないし、ニヤニヤ笑いながら見上げる顔も憎らしい。
「馬鹿にされたくなかったら、そろそろステップアップしたらどうだ?」
「…何よ」
意図がわからず怪訝そうにジェイクの顔を見下ろすと、ジェイクが腕を緩めた。身体が滑って下に落ちる。突然の感覚に声を上げそうになったが、足が地面に着く直前にまた身体をホールドされて今度は目の前にジェイクの顔が迫った。額で額を小突かれ、喉の奥でクッと笑った。

――「今日はみっちり教えてやるよ」


***

翌朝――

ジェイクは隣で眠るシェリーの髪に指を通した。すくった髪の束は陽の光を透いて指の間から流れ落ちる。
うつ伏せで眠る彼女の毛布から出ている肩は素肌で、ジェイクはそのキメ細かな肌に唇を寄せた。ちゅ、とわざと音を立てて吸うと、感触で起きたのか、眉間に皺を寄せて「んー…」と唸る声が聞こえた。
ジェイクは耳元に顔を寄せて、「起きろ」と低く呟いた。途端にブルーの瞳がびっくりしたように見開いた。
慌てて起き上ろうとしたシェリーがそのままベッドの上に崩れた。前屈みで身体を折って、声にならない声を上げている。
腰がだるいのか、下腹部を押さえているところを見ると下半身全体なのか。毛布を胸に当てて悶えているシェリーの首筋も背中も白く綺麗だが、Gの再生力がなければきっと赤い花びらが散っていたはずだ。今、隠れている箇所も――

(昨日は容赦しなかったからな)

ジェイクは昨日の自分の大人げのなさを思い出して、声に出さずに笑った。
いつもは恥ずかしがるシェリーを考慮して無理はさせない。嫌がる素振りを少しでも見せれば諦めている。でも昨日は――
理性を失うということがどういうことなのかシェリーはまだ知らなかった。いつも頭の片隅で羞恥心からくる倫理観を持ち、声を出すのも我慢しがちだった。それを解き放てる立場を手に入れたが、果たしてそれをやってしまっていいものか。
シェリーのため、という言い訳は建前だと自覚している。どう考えても一度始めてしまえばジェイク自身が手綱をコントロールできないからだ。途中でやめることなど出来ない。泣こうが喚こうが、本気で抵抗されても自分を止めることに自信がなかったから、今まではできなかった。

でも――

「大丈夫か?」
まだ呻いているシェリーの肩に手を置いて、ジェイクは顔を覗き込んだ。そして、恨みがましく睨み上げるシェリーの顔に吹き出しそうになった。
「…って」
「え?」
「シャワー浴びるから、バスルームに連れて行って!」
真っ赤になりながら睨んでくるシェリーの額にキスを落として、からかうように言った。
「何だよ、腰が立たねェのか?」
「…っ、うるさいな!もう!」
噛みつく勢いで顔を上げたシェリーの身体を毛布ごと抱き上げて、ジェイクはバスルームに歩きながら呟いた。
「昨日のお前は可愛かったから、今日は何でも言うこと聞くぜ?まずはシャワーを浴びる手伝いでもするか?」
「結構よ、馬鹿!」
本気で怒鳴る彼女が愛おしくて、ジェイクはもう一度声を出さずに笑った。



エロ部分は要望あったら書く所存。
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Comment

無題
  • あに
  • 2013-04-27 17:23
  • edit
こちらに要望が殺到しておりますので執筆お願いします先生!ほらこんなにお手紙と電話が(ノД`)・゜・。

透子さんの書くジェイシェリはなぜこんなに萌えるのか!ジェイクこんなかっこいくない!w
ジェイシェリの続き書けたよorz
  • 透子 〔管理人〕  
  • 2013-04-28 00:57
えっ!!!ジェイクかっこいいじゃんか!!Σ(゚Д゚ノ) ハゲちゃうわっ←誰も言ってないw
続きはマジでガチでエロいので覚悟するように。ピクシブに上げております!
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