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マルハワデザイア完結!



言わずと知れたゲーム『バイオハザード6』の伏線ともなるべき作品。

2012年、シンガポールにあるベネット大学の理工学部教授ダグ・ライトの元へ、ある日、アジア最大の名門校・マルハワ学園の理事長であるマザー・グラシアからの手紙が届く。その内容は、「学園内でバイオハザードが発生した」というものだった。甥のリッキー・トザワを助手として、ダグは直ちに現地へと向かう。そこの地下室で彼らは、グラシアから、ゾンビ化して監禁状態にされた女子生徒を見せられるのだった。
2人が学園に到着した後も、何人もの学園関係者がゾンビと化し、人を襲う事件が続発。外部と連絡を取り、救援を呼ぶべきとダグは主張するが、マザーはダグの提案を拒否し、事件を隠蔽しようと図る。事態は悪化の一途を辿り、やがて外界から隔絶された学園の敷地内は地獄へと変わっていく。
(wikipediaより抜粋)


主人公はリッキー・トザワという大学生。

2013年、アメリカのトールオークスの大学内で発生したバイオテロで確認されたC-ウィルスの感染者が変異したサナギから生まれたレポティッツァと呼ばれる完全変異体の生まれた経緯がリッキーを主人公とした、この「マルハワデザイア」で記されている。

"desire"とは"欲求・欲望"という意味で、マザー・グラシアの欲望が招いた悲劇という意味でタイトルが"マルハワデザイア"なのかもしれません。
しかし、学園の異常な洗脳状態に疑問を持った二人の学生に、絶対的服従に抵抗する術として与えた"力"は学園だけに留まらず、世界的なバイオテロを起こすキッカケとなる。
"力"を与えたフードの女は一体何者なのか。謎は謎のまま、リッキーは事件の翌年、中国の地に降り立った――

↓以下ネタバレに考慮しておりませんので、未読の方はご注意下さい><


これはレポティッツアと呼ばれるクリーチャーが生まれる経緯を事細かに記した物語であると同時に、それが生まれるまでにどれだけの犠牲が出たのかを知らしめるものでもある。
バイオハザード6というゲームをして、ファイルを読む段階ではそれらの犠牲はもう既に数値化されてしまっている。だが、こうして物語として語られるとその重みに今更ながら慄く。

ナナン・ヨシハラは実験体としてC-ウィルスを投与され、学園の癌を取り除く力を得たけれど、結局は「フードの女」に利用された駒に過ぎない。
「フードの女」にとって自分の研究の成果を試す実験体は使い捨てに他ならない。その使い捨ての数は日を追うごとに増えていく。そんな彼女も自らもクリーチャー化して悲しい最期を遂げる。

結局、リッキーは「フードの女」の正体を知らずに物語は終わるわけですが、じゃあ誰が知ってたんだ、という話。


――誰も知らねぇよ!!

生きてる人間で知ってんのエイダさんだけだよ!!
事情を知ってる人間が政府にもBSAAにもいないってどういうこと…!?それでいいのかアメリカ公共機関…orz
何気にバイオの裏のドンはエイダさんなんじゃ…!と思わなくもない。

と、オチをそっち方面に持って行く前に、BSAA隊員たちの活躍にも触れておこう。え?いらないって?そう言うな。

この物語は基本は上に記したことが柱なんですけど、もう一本の柱はBSAA、更に言うならクリスとピアーズの任務中の姿が垣間見れることではなかろうか。

ラクーンの再来となったマルハワ学園で溢れかえるゾンビになす術もなく自殺する生徒たち。それを見て絶望感に苛まれて、自らも銃口を頭に構えたリッキー。
そんな彼を襲うゾンビが突如横になぎ倒された。
バイオテロのスペシャリスト・BSAAが到着したのだ。
冷静沈着な判断でゾンビをアッサリ倒していくクリス・レッドフィールド。正確無比な銃弾でここぞという時に仲間を助けるピアーズ・ニヴァンス。異形の怪物と化したビンディ・ベルガーラをナイフ一本で最終形にまで追い詰める極東支部一のエース、メラ・ビジ。
その描写はカッコいいという形容に他ならない。
特にメラはラクーンで両親を失って以来、バイオテロ撲滅のために(何回も聞いたセリフだけど(`ФωФ'))科学者としてB.O.W.の効率的な殺傷方法を研究し続け、研究に目途が立てば実践を自ら立証するため部隊へ異動する変わり種だった。最初は訓練について行くのが精一杯で誰もが「もって一ヶ月」と言われていたのが、一年後には極東支部一のエースに成長した、努力と信念の人である。
大食いでピアーズと仲がいい――


なのになぜ!!!!!!!!!!!

カプコン非情である(´;ω;`)
ピアメラという非常においしいCP誕生かと思っていたのにorz
ピアーズにちょっとはいい想いさせてやれよo(`ω´*)o
本編でもああだったんだから!!

と、言葉を濁しながらちょっとネタバレしつつ、感想と言えるのかコレ的なレポートでした。
最後まで長々あざっした!

ピアメラは小ネタ程度でちょこっと書けたらなぁと思っておりますです、ハイ(*´д`*)

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