[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
M-aiさんがキリ番踏みました。リクあったら聞くよ、と無駄なことを聞いたらやっぱり聞くだけ無駄な答えが返って来たので、ちったーでレオエイを小話で書きました(´σд`)
そのまとめ。
一応甘々なつもりです…orz
↓興味ない方はするっとスル~で★
初めて触れた肌に不本意ながら手が震えた。心臓は口から出そうだし、レオンは今までの経験はエイダの前では全く役に立たないことに舌打ちしそうになった。対する彼女は――「お前、緊張とかしないのか」思わず零れた本音にエイダは笑った。「優秀なスパイはね、どんな状況でも脈拍60は超えないのよ」
初めて触れられた手は少し震えていて、それに胸が熱くなった。でもエイダの脈拍は訓練の賜物でメトロノームのように正確だ。口を開けば憎まれ口しか出てこない自分に苦笑いしながら、少しでもこの気持ちが素直に伝わればいいと唇を寄せたら、レオンの自分を渇望する目に射抜かれて脈拍が跳ねた。
エイダの漏れた吐息にレオンは身体が熱くなった。それは今まで聞いたことがない種類の声だった。肌を合わせないと聞けない声――もっと聞きたい、とこれ以上聞いたら俺がおかしくなる、という二つの相反するせめぎ合いを制するのはどっちなのか。レオンは苦笑いして目の前の白い肌を強く吸った。
好き、とか愛してる、なんて言葉をレオンは言わない。もちろんエイダもだ。二人の間にそんな言葉は存在しない。エイダはレオンに嘘を吐くし、騙す。レオンもそれをわかっている。それでも唇を、肌を重ねる。言葉はいらないから、あなたを騙すしか術のない私を受け入れて――と願うのは傲慢だろうか
≪ ビリレベが書きたい症候群 | | HOME | | THE LAST OF US クリワー(●≧艸≦) ≫ |